週末は今週からの日進の個展を企画してくださってるひとのお誘いで、
岐阜県の瑞浪のイベントに行ってきました。
「猿子むらまつり」というお祭りで、
街道沿いの酒蔵さんの酒蔵開きや、地元のひとたちの演奏、
美味しそうな模擬店など、手づくり感あふれる楽しいイベントでした。

「おお、滋賀から? 遠いところありがとうね」
「よい天気になったから、ゆっくり楽しんで行ってねぇ。」
と、地元のひとに暖かい声をかけてもらいねがらの出店。
遠くの親戚のところの村祭りに、遊びにいって参加させてもらうような、
どことなく懐かしい気分になるから不思議ですね。
お客さんに差し入れでいただいた五平餅も、焚火で炙ったふといネギも、
車で来たから朝のうちに残念ながら舐めるように味見したお酒も、
ぜんぶ美味しかったです。
酒蔵開きで昼間っからほろ酔い気分で楽しそうにそぞろ歩くひと達を見てると、
(飲みたいのに飲めないココロの葛藤はありましたが 笑)
いかにも「まつりの日」って雰囲気で、見てるだけでもウキウキしてきますね。

「来年は、弓道やってる絵もほしいです」
ってリクエストしてくれた、学校指定ジャージを来た弓道部の学生くんや、
何度も、ゆっくり作品を見に来てくれて、おこづかいの中から
自分で絵を買ってくれた小学4年くらいの女の子。
後で知り合いのひとに「生まれて初めて絵を買った」って
嬉しそうに語ってくださった地元のおじさん。
イベントの雰囲気と同じく、素朴で暖かい出会いに恵まれて、
ものつくりしていて良かったと、シミジミ思う一日でした。

ジャージ君との約束もあるし、五平餅の味も舌に残ってるし、
飲めなかったお酒へのココロの渇き(?)もあるので、
来年も是非参加できるといいなと早くも心待ちにしております。

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明日からは日進での個展がはじまります。
昨日搬入をすませてきたんですが、
企画のひとのアイデアでわれながら圧巻の展示風景(?)
になってるかと思います。
よかったら遊びにきてくださいね。