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切りぬいた空のむこう

おくいただしの切ったり貼ったりさぼったり…

こんな暖かい日にはふと探しにでかけたくなるものですね。

朝からものすごくのどかな空で、風が吹いてなかったら
外にいるほうがずっと暖かそうな天気です。
近所のネコ達が、駐車場のブロック塀の近くや、
玄関先の日当りのいいところを選んで、
まるでサウナの休憩室のようにぼけーっと昼寝中。
車のドアをバタンとしめると、
ものすごく面倒くさそうにこっちを見ては、
またふてぶてしい寝顔にもどってます。

今日はそんな気ままで羨ましいネコも微妙に活躍する
絵本のご紹介(宣伝?)です。
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(石風社 文・ちはる/きりえ・おくいただし)


学校でめだかのことを習ってきたこどもが、
おじいちゃんと一緒にめだかをさがしにいく、
ちいさな大冒険の物語です。
めだかを探しにいく話なのですが、
こっそりとネコも一緒に冒険してます。
よかったら探してみてくださいね。

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子どもの頃、
大きな発砲スチロールのかたまりを「沈没丸」と名付け
川を下って遭難しかけたり、入り組んだ用水路で
足がはまって抜けなくなって半泣きになったり、
見たことのない魚を見つけて、食べれるかどうか論議したり。
あの頃、水の近くは絶好の冒険の舞台でした。

まだまだ水温む季節には遠いですけど、
こんな暖かい日は、ふと何か探しに
出かけたくなるものですね。

タイムカプセル

成人式の帰り道
ともだちのカーステレオから
タイムカプセルのなかで
8年間眠りつづけた
なつかしい声

のどぼとけがとびだした
今とはずいぶんちがう
ぼくの声が
ぎこちなくスーツを着込んだ
ぼくをはげます

「がんばるぞ」
ネクタイをしめなおして
あんがい素直にそう思うのでした

     (『さばくのえんとつ』より)

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23歳のころに友達とつくった自費出版の一文です。
ふたりで話を持ち寄って、1ページごとに順番に
年齢をかさねていくように短編をつなげていきました。
23歳のページより後は、ふたりであれやこれや想像しながら、
30歳までを一冊の本に。
あの頃は30歳になった自分なんて、まったく先の話、
「しっかり落ち着いて大人になってるんかな?」
「いろんなことに余裕とかでてるかもね」
「今みたい走られへんようになってそうやね」

ふと気付くと30歳の壁なんて、楽に突き破って、
更にまったく脚をゆるめることなく・・・・
(なんかどんどん加速してる気がしません?同輩のみなさま・・・)
走り回れる体力が落ちた以外は、
あの頃の予想通りにはなってないような気がしますが、
たまにこの本を読み返すと、あの頃の自分が
語りかけてくれるような照れくささを感じます。

「がんばるぞ」
あんがい素直に思う自分です。

ひといき

ちょっとひといきひとやすみ
息つぎ いっぷく はねやすめ
更新も今日は
のんびり日曜日

(注 二日酔いではありません・・・・笑)
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