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切りぬいた空のむこう

おくいただしの切ったり貼ったりさぼったり…

2008年01月

一月の体内カレンダーは、進み過ぎてて困ります。

はやくも一月も今日までですね。
べつに一月だけ特別に早いわけじゃないし、
何月に比べて早いって、特に比べることもないんですが、
毎年、この頃になると言ってる気がします。
きっとボクだけじゃなく、全国津々浦々で。
あちこちの街角、職場、食卓で。
一月はそんな「せっかちなひと」あつかいを
受けてるのかもしれません。

お正月、ゆっくり休んでたんじゃないけど、
それでも正月ボケとかなんとかで、
時間感覚がちょとズレる時期なんでしょうか。
油断して、気がつけばもう2009年
なんてことのないよう気をひきしめていきたいですね。
(さすがにそれは・・・笑)

そんなこんなで、明日から2月。
2月は展示が2件あります。
また詳しくお知らせさせてもらいますが、
うちのすぐ近所のギャラリーで陶芸の赤木さんとふたり展と、
ここ数年毎年お世話になってる
愛知県日進市「森の響」さんでの個展。
どちらも今から楽しみです。

寒さと、早すぎる時間の流れに負けないよう
がんばりますね。
お近くのかたは是非遊びにきてくださいね。

とどくように

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目に見えるけど
うまく言葉にまとまらないもの

カタチのないものや
カタチはないけど大事なもの

それでもつたえたいときには
原稿用紙何枚分費やしたって
もったいなくないです

ジンクス

今日は雨ですね。

雪だったのが、勢いをなくしたのかすっかり雨になってます。
しかも、シトシトと・・・・。
屋根に積もってた雪が、ずりずりと氷河のような速度で屋根を移動しやがて辛抱しきれずに、どさっと落ちてくる。
雪がカチカチになってたりすると、あの音って破壊力がありますね。
ちょっとウトウトしながら机に向かってたりすると、座禅くんでるときに後ろからピシャっとされるあれのごとく、緩みかけた心に気合いをいれてくれてます。

そんなふうに冬空からも気合いをいれてもらってるんですが、集中しすぎてて(?)使いたい色の紙がなくなってるのに気付かないときがたまにあります。
今日も朝から、近くの画材屋さんに買い足しに行ったんですが、最近、急に紙を買いにいくときは、なぜか雨が降るというあんまり歓迎したくないジンクスが・・・・。
2年前あたりは、かなり上級の雨男になってて、
クラフトイベントや、展示の度に雨にやられてたことが
ありました。去年あたりから、雨男もさすがに申し訳ないと思ってくれたのか、イベントなども晴天の日が多くなりましたが、なぜか、紙を買いに行くとき、それも突然必要になって買いに行くときには、ピンポイントで雨になります。
小さなカット紙だったりすると、上着のお腹のところにいれてささっと車まで行けばなんとかなるのですが、全紙だとか、大きなものになると車までのダッシュもかなり気合いが必要なものに・・・・。

うーん。妙なジンクスってなんとかならないもんですかねぇ・・・
いやいや、それより、余裕を持って紙を管理しなさいと
自己ツッコミする雨の午後でした。(笑)

『さばくのえんとつ』1

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いろあせた 赤い表紙の母子手帳
僕が生まれた日のことが
ふるえた文字で書いてある
遠い記憶の子守唄を
鼻歌でうたってみれば
僕はたしかにここにいる

               
『さばくのえんとつ』より


img20080128_1.jpg


今週から、月曜日はできるだけ
昔の自費出版の本を紹介しますね。
『さばくのえんとつ』は23歳の頃の作品です。
印刷費の関係で単色になっていたり、
切り絵も始めたばかりの頃で
今と、随分違う雰囲気のとこもあります。
内容は少しずつ年齢を重ねていくように
短編をつづりました。
いろんな事を思い出してもらいながら、
順に楽しんでもらえれば嬉しいです。

カレンダー


img20080127.jpg


カレンダー
にちようびに
丸じるし
週にいちど
会える日だから
ほてったほっぺたのように
数字もあかい
にちようび



               『月のえはがき』より
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