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切りぬいた空のむこう

おくいただしの切ったり貼ったりさぼったり…

2008年06月

『さばくのえんとつ』


カバンのポケットから
だしては もどして
手にとって
何度もながめる

はじめて定期券を
手にした朝は
やけに空がひろくみえて

ホームからひろがる
赤錆色の線路が
ほんとうにどこまでも
続いているように
思えたものでした

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ついたりきえたり


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川面も ほしも 背の高い草も
みんなみんな
誰かを想って
ゆらゆらしてる

遠近感

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目の前にかざした
擦り切れたビー玉が
電柱のはるか上に
のぼった月と
同じおおきさにみえる

今、ボクの
悩んでることの大きさって
ほんとうは
ビー玉くらいの
ちいさなものなのかも
しれないのにね

なるほど

img20080618.jpg


むかしむかし
魚釣りにでかける時と、ムシつかみにいく時は、
みずからすすんで早起きでした。

「魚の朝ごはんの時間にあわせていくんだよ」
って話を聞いて、なるほどなるほど。

「カラスがカブトを狙うから、カラスが目を
 覚ます前にでかけるんだよ」
って聞いて、なるほどなるほど。

今日、広報紙の仕事でクワガタをてがけながら
ふと、そんな素直だった頃のことを思い出してました。
なるほどなるほどを、繰り返して、
みんな大人になっていくんですね。

「なるほどなるほど。」

スマイル?


昨日のブログで少しふれていた京都新聞の折り込み、
手元に届きました。

kyotoyes.jpg


うーん。
この前の友達からのメール(前日の記事)の
「昔のまんまや」ってのは、老けてへんってことじゃなくて
どうやら、やはり、落ち着きがないってことだったんですね・・・(笑)
しかし、たった一枚の静止画の中で、
落ち着きの無さを表現するなんて、
不惑を前にした大人として・・・いかがなもんなんでしょうか・・・(笑)

顔写真の落ち着きはともかく、
作品の写真は、額に入って展示されている
非常に撮りにくそうな状態で撮影してもらったのに
紙質までわかるように丁寧に撮影してもらってます。
記事のほうも、まとまりのないボクの話を
わかりやすく、うまくまとめてもらってます。

京都新聞をおとりになってる方は、
ぜひともご確認くださいね。
(そして、落ち着きのなさを、笑ってやってください・・・笑)
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