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切りぬいた空のむこう

おくいただしの切ったり貼ったりさぼったり…

2009年03月

そして海のなかへ

すっかりお腹もいっぱいになった後、ちかくの海遊館へ行ってみることに。
何年ぶりかの水族館でしたが、ええもんですねえ。ほんと。
入ってすぐに水槽のトンネルをくぐるころから、テンションもグングン上がって来ます。

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いきなりラッコ。水面にぷっかり浮かんで、クルクルとこぜわしく回転しながら、
ひたすらポリポリ身体のあちこちをかいているラッコや、
水槽のアクリルにべったり顔をつけて、物珍しそうにこっちを見つめてる方や、
プールサイドでビールをあおってのっそり寝そべるオヤジさんのようなお方。
骨盤あたりが痒いのか、アクリルに身体をひたすらすりつけてるラッコには、
「痒ぃーの」「寛平ちゃんみたいや」ってあちこちからツッコミが入ってました。
さすが大阪、海遊館(笑)

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ペンギンはほんと癒されますね。
展示を企画してもらったり御世話になってる方が、だいの『ペンギン好き』で、
展示の合間にペンギン図鑑をお借りしたり、それぞれのペンギンの性格などの話を
たくさん聞かせてもらってたので、さらに親しみを感じました。
地球には18種類のペンギンがいるそうなんです。
オウサマペンギンとイワトビペンギンの区別はわかりますが、
オウサマペンギンとコウテイペンギン、イワトビペンギンとスネアーズペンギンに
突然話しかけられたりしたら、どっちがどっちか区別つかない自信があります(笑)
海遊館のペンギン部屋の壁が鏡になってるところがあって、
そこでひたすら自分の立ち姿を眺めてるナルシストなペンギンや、
斜め上を見上げながら、両手を開いて胸を突き出すオペラ歌手のようなペンギン。
すっかり魅入ってしまって、まだラッコとペンギンだけなのに
かなりの時間釘付けになってました。

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ジンベイザメはさすがに大きいですね。
たくさんの魚たちを引きつれて泳ぐ姿は威風堂々。
こんな大きな身体だから、コバンザメもいっぱいめんどうみてもよさそうですが、
大きなお腹にコバンザメはたいてい一匹。
コバンザメの世界にも熾烈な縄張り争いとか、人間関係(?)とかあるんですかね。

大きな蛸が吸盤を器用に使って、アクリルにへばりつきながら
のそのそと動いてました。
「すげえなあ。たこ焼き腹一杯くえそうやね。」
「ほんまやなあ。何人前くらいやろ。」
純真無垢そうな顔した子ども達が、自然とこんな会話を交わす。
うーん。さすが食の都。くいだおれの町ですね。

とはいえ、昼の照明から夜の海中に切り替わった水槽を、
ベンチに腰掛けおじいさんのようにぼーっと眺めてたりしてるうちに、
さすがにお腹が減ってきたことに気付いて、
アジや、イカが泳ぐ姿が、新鮮な刺身や、イカソーメンに見えたりして
物欲しそうに眺めてしまってました(笑)

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晩ご飯を頭に浮かべながらも、クラゲコーナーもすごくよかったです。
海の月とはうまく言ったもんですね。
じっと見てると、人間も海から生まれたってのが、なんとなくわかる気が。

一日海の中でぼけーっとすごすのも、ほんといいもんですね。

ビバ見本市!

先週末、縁あって、『国際製パン製菓関連産業展』を見に大阪まで出かけました。
製パン製菓産業の情報交換、見本市のようなイベントで、
「出来たてのどら焼きとか、試食もいっぱいあるらしい」って言葉に
ココロときめかせていざインテックス大阪へ。
そういえば昔、友達に誘われて(その時は、豪華昼ご飯付きって文句にときめいて)
道路舗装や、工事などの重機の見本市についていったのもインテックス大阪でした。
滋賀から会場へ向かうバスの中で、いかにも腕力ありそうながっしりした人たちや、
ビッシッとスーツを着込んだ人に混じって、完全に「誰やねん?」状態になってましたが、
普段じっくり見る機会のない専門的な機材や、その仕組みを見たり聞いたりするのは、
すごく面白かったです。

受付で入場手続きの時のアンケートによって、色分けされた入場パスを
首からぶらさげてもらいます。うちは、緑色の一般パス。
「うーん。試食にはやや不利やねえ。」とか欲どうしいことを考えたり(笑)
買い物について行ったりする時、スーパーの試食コーナーでも、
奥さんにはサッとソーセージやらなんやらを差し出してもらえるのに、
「こいつ主導権にぎってないな」って判断されると
試食にあぶれることも多々ありますよね。
(あれ、やたら旨そうにみえるのに 笑)

会場内はいろんな厨房機械、原材料や、梱包資材などの会社のブースが並び、
あちこちから甘い匂いや、パンの焼ける香ばしい匂いが漂う中
あちこちで試食や説明を聞く人だかりができて活気いっぱいでした。
(そんな中、バイキングの皿を取りに行くような勇んだ気持ちはそっと隠して 笑)

最初に、招待していただいた方の会社のブースへ。
ベルトコンベアの上で器用に機会がどら焼きや、鮎焼をぺったんぱったんと焼いてます。
お菓子をつくる機械ってのは、機械なのに手つきが優しく見えるから不思議ですね。
程よく焼けた生地からは美味しそうなニオイが。
ドラえもんも、こんな機械を出したら、どら焼き食べ放題なのに(笑)
試食でいただいたどら焼きは、まだほんのりと温かく、
生地はもっちりなめらかで、とても優しい味でした。
これだけでも、来た甲斐があったって感じです。ほんと旨かった。

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5会場にわかれた広々とした展示場のあちこちをぶらぶらしながら、
人だかりをみつけると、試食レーダーが反応。
しかし、なんですね、こういう時って・・・・
群れのなかにがっつりくい込んで行く勢いが必要ですね。
美味しそうに群がるライオンたちから、遠巻きにおこぼれをねらうような消極的な
小動物では、弱肉強食の試食界では生きていけないもんなんですね・・・・。
それでも恵み多きこのイベント。
カブトムシの飲み残した蜜をこっそりすするカナブンにも、
パンやら、クリームチーズや、名前のわからないハイカラな洋菓子、
車だったからまさにカナブンのように舐めるだけだったワインなど、
気付いたらいつの間にかお腹いっぱいになってました。
首から緑色の一般入場の札をぶらさげながらも、
「試食に来ました」ってのが悟られないようにと、パンなどを食べるまえに
さも意味ありげにニオイを嗅いでみたり、意味なく割って凝視してみたり、
涙ぐましい小芝居をしてる自分の姿が、かなり怪しかったかもしれません(笑)

うーん。試食にはスキルが必要ですね(笑)

さて、胃を満たした後は海遊館へでもってことで、
次回『そして海中へ』の予定です(笑)

四白流星

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突然、六星占術か台湾ドラマみたいなタイトルですが(笑)、
『四白流星』とは、競走馬の特徴毛色で、手足の先と額のところが
白い馬のことをいうそうです。

1987年のダービー馬、メリーナイスが亡くなったそうです。
大学生の頃、ちょうどオグリキャップが活躍する競馬ブームだったので、
メリーナイスの活躍する姿とは入れ違いでしたが、
その頃からまさに擦り切れるほど繰り返し読んだ小説『優駿』(宮本輝/新潮社)
の主役(?)の馬の映画化モデルが、メリーナイスだったそうです。
一頭の競走馬をとりまく人たちの様々なドラマを描いた作品で、
今でも年に一回くらいは思い出したように読み返したり、
小説の中のセリフをそらんじられるくらい好きな小説のひとつです。
(『竜馬がゆく』と人生のヘビーローテーションになってます 笑)

そんな学生の頃、「そういえば昔に映画化されてたっけ」と、
レンタルしてきて、はりきって観始めたんですが・・・・。
小説の中では、主役馬(オラシオン)の毛色は、
ぬめるような漆黒の青鹿毛だったんですが、映画のなかでは美しい四白流星の栗毛。
毛色くらいで何をごちゃごちゃ細かいことを・・・・って感じですが、
頭の中ですっかりイメージが出来上がってしまってたので、
そりゃもう、ドラえもんの声優さんが変わった時くらいの違和感でした(笑)
結局若さからくる度量の狭さで、途中で観るのを断念してしまいまいました。
(うーん、若かったねえ・・・・笑)

それ以降も何度も小説は飽きもせず読み返しましたが、
すっかりおっさんになった今、もう一度映画のほうを借りて観てみようかなと
ちょっと思う今日この頃です。

今日はたのしいひなまつり

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「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」
昔のひとはうまいこと言ったもんだと感心してるうちに、はやくも3月。
年々季節の流れを早く感じるようになってることにびびりつつも、
日に日に春に近づいてることが実感できて、
なんとなくワクワクする季節ですね。

3月の出店が決まってきましたのでお知らせします。

『百万遍の手づくり市』
3月15日(日) 朝9時頃から午後3時半ころまで
京都市左京区の智恩寺境内

久しぶりの百万遍、クラクラするくらい暑かった夏以来の出店です。
今月は日曜日と重なってるので、また早朝の場所取り合戦が大変そうですが、
お休みの方も多いと思いますので、賑やかな市になりそうで楽しみです。
いろんなお店が境内のあちこちに出ていて、探す楽しみいっぱいの市です。
近くに美味しい塩大福のお店もあったりで、散歩がてら遊びにきてくださいね。
場所取りのスキマにそっと、こじんまりと出店予定ですので
見つけたら是非声かけて下さいね。

『富山アートマーケット2009』
3月21日(土)午前10時~午後9時
3月22日(日)午前10時~午後6時
富山市民プラザ

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去年に続いて4回目の富山です。雑貨やアクセサリー系の出店の人も多く
なんとも華やかで楽しいイベントです。
21日は午後9時までと、遅くまで開催のイベントですので、
お仕事帰りにでもふと遊びに来てくだけて嬉しいです。
さらに、この時期の富山、ほんとに魚が美味しくて、
一年間待ちに待ってました(笑)
美味しいお酒と、美味しい肴。うーん、喉が鳴ります(笑)
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