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切りぬいた空のむこう

おくいただしの切ったり貼ったりさぼったり…

2009年07月

覚王山夏祭


2009_summer-1.gif


暑いですねえ。関東甲信越地方では梅雨明けしたようで、
こっちも蒸しっとした空気を含みながらの、夏日。
ビールのコマーシャルとか目にすると、一目散に冷蔵庫に走って行きたい気分です(笑)

さて、そんな暑い夏、今年も覚王山の夏祭りに出店予定です。
外のイベントでは珍しく夜9時まで開催されます。
夏の夜市気分を味わえる楽しいイベント、
夕涼みがてら、是非遊びに来て下さいね。

(当日は神戸の個展と重ねるため、奥さんが頑張って出展です)

久々の手づくり市

東北から帰ったらポストに出店可能の通知ハガキが届いてました。
ギリギリのお知らせになってしまいましたが
今週、7月15日の百万遍の手づくり市
久しぶりに出店予定です。
祇園祭前の暑い時期ですが、お時間合えば
観光がてら遊びにきてくださいね。

そして神戸2009

気がつけば7月も半ば、明けそうで明けなかった梅雨もぼちぼち明けて、
本格的に夏が来そうな気配ですね。
昨日の夜は、友達の家の庭でコンロをだして、プチバーベキュー。
炭のニオイを身体中にただよわせ、ビールを手に、ハフハフと肉を頬張る。
早くもどこかで花火の音が響いていたり、時折涼しい夜の風が通り過ぎたり、
ひとしきり食べた後、ゆっくりと焼酎を飲みながら、
友達の子ども達が線香花火をするのをながめてると、
すっかり夏だなあって気分になりました。

本格的な夏の始まりに、今年も神戸三宮で個展させてもらうことになりました。

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2009年7月23日~28日
11:00~18:00(最終日は16:00まで)

ギャラリー ルポール
神戸市中央区加納町4-6-4(北野坂通り)細坪ビル1F

期間中は随時実演、体験を予定しています。
お近くの方は是非遊びによって下さいね。

本州の一番北にて

新潟を出て、岩手を経て、ついに北の端青森まできました。
ここ数年、本州の最西、山口のイベントに出店していたので、
これで細長い本州の両端に来れたことになり、ちょっとした達成感です(笑)

aomori.jpg


『C-POINT IN AJIGASAWA』いろんなクラフトイベントに出店し始めた頃から、
あちこちで耳にしていた、憧れのイベントのひとつでした。
さすがに遠くて、なかなか簡単に出店出来る距離ではなかったんですが、
動ける若さが残ってるうちに(なんとなく切ない 笑)是非出店したいと思い、
今回チャレンジすることにしました。

海辺に面した芝生のきれいな会場。
海から吹いてくる風が、どことなく北を思わせる雰囲気で旅情をかきたてます。
朝6時から、早いもの順で場所をとっていくシステムなんですが、
5時過ぎには、みなさんお目当ての場所の付近にぶらぶらと立ちながら
設営スタートの時刻を待つ、「大人のフルーツバスケット」って感じで
ちょっとワクワクする光景です。
たまたま空いていた場所に出店したのですが、
お隣は以前八ヶ岳のイベントで知り合って、たまたま共通の知人がいて仲良くなった
陶芸の方でしたし、まわりの出展者もすごく気さくな方ばかりで、楽しい出店になりました。

2日とも朝方チラチラと雨の気配がありましたが、
最近すっかり雨男を返上したのか、お昼頃には晴天で
ジリジリと日焼けしながらの出店、実演でした。

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たまたま数年前まで滋賀に住んでいたっていうご夫婦の方をはじめ、
いろいろと話しかけてくださるお客さんが多かったのが印象的で、
一日中切れ間無く、いろんな方と出会えて、ほんと賑やかで楽しいイベントでした。
僕の妙な関西弁が何処まで通じてるか、ちょっと不安でしたが(笑)、
直にふれる東北の言葉、旅に来たって実感がわいてきて心地よかったです。

数年前に宝酒造さんの仕事で、お酒のラベルに切り絵を採用してもらったのですが、
その時の一品に、「青森りんごと麦焼酎のお酒」があって、
それを覚えていてくださるお客さんも何人かおられて嬉しかったです。
当時、色々な資料をもとに、りんご園の雰囲気と岩木山を取り入れたラベルを
担当の方と相談しながらつくったのですが、その頃はまさか自分が青森に来ることになるとは想像していなかったので、縁の不思議さをしみじみと感じます。
つくったものひとつひとつが、どこかでこうしてつながっていくような仕事が出来れば、
積み重ねて行くことの楽しみも、また深いものになるんだろうなって思います。

ひとつひとつ積み重ねて、また来年もここに来れるよう頑張って
モノづくりを続けて行こうと改めて思う出店でした。

新潟は遠いけど近い

北の旅、帰ってまいりました。

まずは新潟。
ここ数年、富山のイベントに出店してるので、
そのお隣だってことで、遠さを見誤ってました(笑)
縦にも、横にもお隣へ高速で一時間足らずで移動できてしまう滋賀県に暮らしていると、
隣りの都道府県ってすごく近く感じてました。
富山を過ぎてもうちょいだと思ったら、そこがまだ折り返し。
荷物をたくさん積んで走っていたので、2時間ちょいかかりました。

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会場は高さ200メートルほどの岩壁がそそり立ち、
朝の新鮮な空気のなか、青々と輝いてました。
河原には吊り橋が架かり、その向こうにはキレイな温泉施設が建つ
すばらしいロケーションのキャンプ場。
朝の9時頃にはもうお客さんが来て下さって、
広い会場の中を熱心に見て下さってました。

img20090711.jpg


会場で地元のおばちゃん達が、こんにゃくを串にさして煮たものを売っておられて、
これが、なんともいえない美味しさ。
イカのゲソと一緒にじっくり煮てあるようで、こんにゃくの隅々まで
美味しさがしみわたっていて、表面に塗ってもらったからしと相まって絶妙の味。
食べ終わってからも、しばらくは口の中に美味しさが後をひいて、
とても幸せな気分になりました。

一日目の出店が終わって、少し離れた出展者用駐車場へ車を取りに歩く道、
とても丁寧に手入れされた畑や、キレイな水の流れる小川。
玄関先でお客さんと立ち話してる地元の方が、
「今日と明日、そこのキャンプ場でモノつくりの催しがあるから、よかったら明日
行ってみるといいよ」
って、勧めてくれている声が聞こえてきました。
こうやって、地元のひとが大事に見守ってくれているイベントって、
出展者としても、ほんとありがたいことです。
まだ2回目のイベントですがきっと素敵に育っていくんだろうなって
山道を歩きながら想像してました。

さらに新潟で出会った美味しいもの。
「もも太郎アイス」
近くのコンビニで偶然見つけ、パッケージになんとなく惹かれて、一日目の出店終了後に
買ったんですが、
暑さを柔らかく包み込む、感動的な旨さでした。

img20090711_1.jpg


氷を作って90年という佐渡の製氷会社、
食感がなんとも優しくて、後味が実に爽やかな甘さ。
かき氷の丁度美味しい部分だけを食べてる感じで
あまりもの美味しさに一本ペロっと口の中に溶けていきました。
しかもお値段一本わずか51円。
たった51円でこんなにも幸せな気分(笑)
ハーゲンダッツ一本の値段で5人分の幸せを運んでくれる、
すばらしいコストパフォーマンスです。
PL法の関係で裏面に
「スティックを口にくわえたまま遊ぶとキケンです」みたいなことが書かれてましたが、
そりゃこんな美味しいもの食べたら、しばらくはスティックの余韻楽しみたくも
なりますよ(笑)
さらに「あわてて食べると氷の表面に舌がへばりついてキケンです」的なことも
書かれてましたが、こんな美味しいものが目の前にあれば
慌ててかぶりつきたくもなりますよ(笑)。
出店2日目も真夏のような暑さで、後で「もも太郎」食べたら旨いだろうなあと
欲望を描きつつ出店を終えて、搬出準備をしていたところ、
新潟で出会ったお客さんが、なんと「もも太郎」の差し入れを持って来てくださいました。
わざわざ会場まで戻って来て下さっての心遣いに、ほんと感謝です。

「やっぱり、もも太郎はうまかったねえ」
などと話しつつ、次の行き先である東北を目指していたんですが、
新潟を離れる前に、是非とももうひとつ「もも太郎」を食べ納めしたいと思い、
街道沿いのコンビニへ。もも太郎様を物色してると、
ファミリーパック用の冷蔵棚に、なんと「三太郎」を発見(笑)
「もも太郎」様、一人っ子だと思ってたのに、
なんと、素敵なご兄弟が3人もおられたなんて(笑)
「金太郎」「浦島太郎」の3兄弟×2本の6本パック。
さっき差し入れで一本ずついただいたので、
さらに3本ずつ一気食いできるか、若干不安でしたが、
今食べねば、出会えるのは一年後。
旅の出会いは大切にしなければってことで、買っちゃいました(笑)
食べ始めると、さすが氷のプロの味。
あれよあれよと2本たいらげ、トリのもも太郎もあと一口ってころには
なんともいえない寂しさに・・・・(笑)

なんか、やたらと熱く「もも太郎」を語りすぎて、
すっかり長文になってしまってますが、暑い夏には最適です。
新潟にお寄りの際には、是非お試しくださいね。
(すっかりファンになってしまってますね 笑)
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