日曜日は「暮らしの木工市」出店で琵琶湖の西側へ。
琵琶湖から少し入るとそこはもう比叡山ドライブウェイに続く山裾。緩やかに平野が広がる琵琶湖の東側とはまた違った景色で、同じ県内でもちょっと小旅行をしたような楽しさをがありました。
出店準備中からピザ用の石釜を暖める煙の匂いが漂って、すでに胃袋の期待もグングンです(笑)。
天候にも恵まれ、途中奥さんと店番を交代しながら、近くの散歩にでかけました。ちょっと裏道に入ると棚田や畑が広がったり、柿の実やカラスウリが赤々と空に映えてたり。ついつい調子にのって、迷子になるんじゃないかと思うほど歩き回ってしまいました。
途中やたらと犬に吠えられたのは散歩姿が怪しかったからでしょうか?(笑)
「木工市」ってことで木工の作家さんに混じっての出店でしたが、妙に居心地がよかったのは、紙と木は親子みたいなもんだからかもしれませんね。
ほんと楽しい雰囲気のイベントでした。
出店を終えて自宅に帰って、『龍馬伝』の最終回を観ました。
学生の頃に『竜馬がゆく』を読んで影響されまくって、「いかねばならんぜよ」と突然意気込んで青春18切符で桂浜まで出かけた思い出もあり、今回の大河ドラマはかなり観てました。
何度も読み直してる『竜馬がゆく』も、最後の章が近づくと毎回胸をしめつけられるようなせつなさを感じるんですが、今回も中岡さんと語り合ってるあたりから、もう胸がシュンシュン。歴史モノって結末は動かせないぶん、それに向かって行く切なさで、涙腺が早い段階でスタンバイしてるようですね(笑)。
潤んだ目でエンドロールを観てるとキャストのところにsionの名前を発見。
もしかして、と調べてみると刺客のひとりがなんとsionさん。
高校の時にデビューアルバムを聴いて以来、ライブにも行ったり、今でもふと思い出したように聴いていたsion。妙に存在感のあった刺客があなただったとは・・・・。
これまた青春18切符な頃を思い出す妙に懐かしい夜でした。