道具について
道具っていても、使うカッターは一本。切り絵を始めた20歳の頃からNT cutterのクラフトナイフを使っています。特にこだわりがあって選んだわけじゃなく、たまたま家にあったから。でも30年も使ってると、握りの太さ、刃のしなる柔らかさ、刃先の角度、いつのまにか指先にこだわりがしみついてくるものです。もっと高価なカッターを紹介してもらったり、出先で手に入らずに他の刃先のカッターを使うことがありますが、思うように刃先に伝わらずに、四苦八苦、結局ずっと同じ道具を使っています。
カッター本体は扱ってる店は多いんですがNTカッターの替え刃を置いてないお店が多いので、出店で何度か訪れる場所では、どこに行けばいざという時に替え刃が手に入るのかを頭に入れてました。もちろん多めに持っていくんですが、スイスイ使っているうちに足りなくなることがあるんです。(徐々に足りなくなっていくのがわかるあの感じは、煙草を吸って他ころの、あの感じにも似てます 笑)
最近は世の中が便利になったもので、amazonでも替え刃が手に入るようになって、出先に居てもホテルや、最寄りのコンビニに送ってもらえて、翌日には受け取れたりするようになりました。今回も3週間出店が続くので、多めに替え刃を持って来たつもりなんですけど、あればあるで気が大きくなるのか。スイスイ、モクモク使ってるうちに、残りが心もとなく。こんな時の便利なamazonって、さっそくカートに入れてクリックしたら、「ご指定の送り先に送れない商品が含まれてます」ってアラートが。
送り先のコンビニ閉店したの?って思って、他の送り先にしてみたけど同じ結果。どうやらカッターの替刃は危険物に区分けされるようになったみたいです。
刃渡りわずか8ミリほどの、焼締もしてない柔らかい刃先なんですけど、そうですよね、危険物なんですよね。使い慣れすぎて、自分で怪我することもほぼないので、うっかり忘れてしまってましたが、 ともすれば人を傷つけてしまう道具を使って仕事をしてるんだなあって。小学校の授業に呼んでもらった時や、ワークショップ、実演をみてくれる小学生に、「普段カッターって使ってる?」って市場調査をとると、使ってない子どもが多いです。ちゃんと使えば、いろんな楽しいものを生み出す道具なのにもったいないなぁって思うんですが、ちゃんと教えるって時間だけじゃなく、奥が深いことなのかもしれませんね。
結局amazonではなく難波のLOFTや、丸善をまわって替刃が見つからず、町の文具屋さんで無事替刃を手にいれることができました。そして今日もその刃先を使って切り絵を続けて居ます。そこから生まれてくるものが、出来れば人を傷つけるものにならないよう、願いながらこれからも握っていきたいです。
道具っていても、使うカッターは一本。切り絵を始めた20歳の頃からNT cutterのクラフトナイフを使っています。特にこだわりがあって選んだわけじゃなく、たまたま家にあったから。でも30年も使ってると、握りの太さ、刃のしなる柔らかさ、刃先の角度、いつのまにか指先にこだわりがしみついてくるものです。もっと高価なカッターを紹介してもらったり、出先で手に入らずに他の刃先のカッターを使うことがありますが、思うように刃先に伝わらずに、四苦八苦、結局ずっと同じ道具を使っています。
カッター本体は扱ってる店は多いんですがNTカッターの替え刃を置いてないお店が多いので、出店で何度か訪れる場所では、どこに行けばいざという時に替え刃が手に入るのかを頭に入れてました。もちろん多めに持っていくんですが、スイスイ使っているうちに足りなくなることがあるんです。(徐々に足りなくなっていくのがわかるあの感じは、煙草を吸って他ころの、あの感じにも似てます 笑)
最近は世の中が便利になったもので、amazonでも替え刃が手に入るようになって、出先に居てもホテルや、最寄りのコンビニに送ってもらえて、翌日には受け取れたりするようになりました。今回も3週間出店が続くので、多めに替え刃を持って来たつもりなんですけど、あればあるで気が大きくなるのか。スイスイ、モクモク使ってるうちに、残りが心もとなく。こんな時の便利なamazonって、さっそくカートに入れてクリックしたら、「ご指定の送り先に送れない商品が含まれてます」ってアラートが。
送り先のコンビニ閉店したの?って思って、他の送り先にしてみたけど同じ結果。どうやらカッターの替刃は危険物に区分けされるようになったみたいです。
刃渡りわずか8ミリほどの、焼締もしてない柔らかい刃先なんですけど、そうですよね、危険物なんですよね。使い慣れすぎて、自分で怪我することもほぼないので、うっかり忘れてしまってましたが、 ともすれば人を傷つけてしまう道具を使って仕事をしてるんだなあって。小学校の授業に呼んでもらった時や、ワークショップ、実演をみてくれる小学生に、「普段カッターって使ってる?」って市場調査をとると、使ってない子どもが多いです。ちゃんと使えば、いろんな楽しいものを生み出す道具なのにもったいないなぁって思うんですが、ちゃんと教えるって時間だけじゃなく、奥が深いことなのかもしれませんね。
結局amazonではなく難波のLOFTや、丸善をまわって替刃が見つからず、町の文具屋さんで無事替刃を手にいれることができました。そして今日もその刃先を使って切り絵を続けて居ます。そこから生まれてくるものが、出来れば人を傷つけるものにならないよう、願いながらこれからも握っていきたいです。