週末は展示をしている五個荘図書館で体験教室を開催していただきました。
たくさんの方にお申し込みいただいて、賑やかな体験教室になりました。(切ってる間はみなさん集中されてるのでシーンとなるのですが)
今回の教室の助っ人に、弟子の太郎君が草津から来てくれました。
太郎君との出会いは太郎君が小学四年生の春だったので、かれこれ6年くらいになります。お世話になっているギャラリー咲楽さんの春の企画展に参加させてもらった時に、咲楽さんの長男の太郎君が、はじめて切り絵に挑戦してくれました。それ以降、夏の神戸での個展や、体験教室の時はマイカッター持参元気な顔を見せてくれる若いお弟子さんであり、歳の離れた友達です。阪神ネタになって恐縮ですが、太郎君が初めて切り絵に挑戦した時、太郎君のシャープペンがタイガース仕様で、背番号がちょうどその時移籍してきた新井さんの25番で、一緒にタイガース話をしたのが最初でした。あれから数年、太郎君はみるみる背が伸びて、師匠は着実に歳をとって、新井さんは今年で阪神を退団して、いつのまにか太郎君はロッテファンになって(笑)。ほんと月日と流れと人の成長ってすごいですね。
今回、太郎君に参加してもらったのは、体験の助っ人だけでなく、重要な打ち合わせに来てもらいました。前にもお知らせさせていただいた咲楽さんでの尾賀商店最後の展示で、展示会場で飾る題字を太郎君に切ってもらいたくて、その依頼と打ち合わせをさせてもらいました。何回目かの神戸での体験教室の時に、一緒に文字も切ったのですが、それから咲楽さんの企画展などで太郎君の切った題字文字を見る度に、はにかみや、気持ちのやさしさや、芯の強さ、いろんなものがいっぱいつまった切り文字に、師匠は感動してました。今回の展示は白の紙だけを使っての新しい挑戦に自分自身もちょっと緊張していましたが、同じく緊張気味の太郎君、今回切ってもらう用に準備したいろんな種類の白い紙を渡した時、めちゃめちゃ目を輝かせてくれました。あの目の輝きに、大事なものをわけてもらいすごく良い展示になりそうです。
12月の尾賀商店、是非ご来場ください。

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初版のDMが開催日時の時間が18:00までになってますが17:00までの間違えです。
DMは尾賀商店さんほか、いろんなところに置いてもらってますが、遠方の方でご希望の方はメールでお知らせください。