
突然、六星占術か台湾ドラマみたいなタイトルですが(笑)、
『四白流星』とは、競走馬の特徴毛色で、手足の先と額のところが
白い馬のことをいうそうです。
1987年のダービー馬、メリーナイスが亡くなったそうです。
大学生の頃、ちょうどオグリキャップが活躍する競馬ブームだったので、
メリーナイスの活躍する姿とは入れ違いでしたが、
その頃からまさに擦り切れるほど繰り返し読んだ小説『優駿』(宮本輝/新潮社)
の主役(?)の馬の映画化モデルが、メリーナイスだったそうです。
一頭の競走馬をとりまく人たちの様々なドラマを描いた作品で、
今でも年に一回くらいは思い出したように読み返したり、
小説の中のセリフをそらんじられるくらい好きな小説のひとつです。
(『竜馬がゆく』と人生のヘビーローテーションになってます 笑)
そんな学生の頃、「そういえば昔に映画化されてたっけ」と、
レンタルしてきて、はりきって観始めたんですが・・・・。
小説の中では、主役馬(オラシオン)の毛色は、
ぬめるような漆黒の青鹿毛だったんですが、映画のなかでは美しい四白流星の栗毛。
毛色くらいで何をごちゃごちゃ細かいことを・・・・って感じですが、
頭の中ですっかりイメージが出来上がってしまってたので、
そりゃもう、ドラえもんの声優さんが変わった時くらいの違和感でした(笑)
結局若さからくる度量の狭さで、途中で観るのを断念してしまいまいました。
(うーん、若かったねえ・・・・笑)
それ以降も何度も小説は飽きもせず読み返しましたが、
すっかりおっさんになった今、もう一度映画のほうを借りて観てみようかなと
ちょっと思う今日この頃です。
今度、馬の切り絵があったら手に入れるかも{馬}
私は馬のことはさっぱりなのですが・・・
この日記を読んで、旦那がウンウン!!
と頷いてました((笑))